Ulike脱毛器はどこの国? 日本の窓口が2つある理由と保証の話

Ulikeの公式サイトには、本社の所在地が「中国浙江省」と明記されています。
ところが検索して出てくる記事を並べてみると、「深圳発」「杭州で誕生」と書かれているものが混在していて、どれが正しいのか分からない状態になっています。

肌に直接あてる機器で、しかも安い買い物ではありません。
どこの国のどんな会社が作っているのか、何かあったとき誰に連絡すればいいのか。そこがはっきりしないまま決めるのは、たしかに落ち着かないと思います。

公式サイトの会社情報・特定商取引法に基づく表記・保証規定・返金ポリシーを一つずつ読んだところ、開発元は中国のブランドで、日本には窓口となる法人があることが確認できました。そして意外だったのが、その日本の窓口が1社ではなく2社あるという点です。

  • 本社は中国浙江省。創業は2013年
  • 日本の窓口はUlike株式会社とユーライクジャパン株式会社の2つ
  • 特定商取引法に基づく表記には電話・メール・受付時間が公開されている
  • 2年保証と90日間の返金は、公式ストアと認証販売店で買った場合だけが対象
  • 販売実績の数字は媒体ごとにバラバラで、鵜呑みにできない
  • 公式FAQには、使用を避けるべき条件が具体的に書かれている

順に見ていきます。

Ulike脱毛器はどこの国のブランド? 公式の会社情報を確認

結論から書くと、Ulikeは中国発の家庭用美容機器ブランドです。この点についてはどの情報源も一致しています。

分かれているのは「中国のどこか」で、ここが読者の混乱を招いています。公式サイトの会社情報ページに書かれている内容を基準にすれば、迷う必要はありません。

本社は中国浙江省にある

公式サイトの会社情報ページには、会社概要として「本社住所:中国浙江省」と記載されています。省名までの表記で、市区や番地までは公開されていません。

浙江省は上海の南に位置する省で、省都は杭州市です。「杭州発」と書かれている記事があるのは、浙江省の中心が杭州であることに由来していると考えられますが、公式が名乗っているのはあくまで省名までです。

創業は2013年

公式サイトでは2013年の創業とされ、家庭用光美容器に注力してきたブランドとして紹介されています。IPL業界での経験をもとに技術開発を進めてきた、という説明が置かれています。

日本での展開はもっと後で、日本支社の設立は2022年と記載されています。日本で急に広告を見かけるようになったと感じる人が多いのは、この時期の差によるものです。

「深圳」と書かれていることもある

上位に出てくる記事のなかには「中国・深圳発」と断定しているものもあります。深圳は広東省で、浙江省とはまったく別の場所です。

公式が自社サイトで「浙江省」と書いている以上、そちらを基準にするのが確実です。個人ブログ同士で情報が孫引きされるうちに、別の都市名が定着してしまったパターンだと考えられます。

日本での窓口は2つある

ここが今回いちばん意外だった部分です。日本国内にはUlike株式会社とユーライクジャパン株式会社という、名前の違う法人が2つ登場します

検索して出てくる記事は、どちらか一方だけを挙げていることがほとんどです。しかし公式の文書を読むと、両方が併記されている箇所があります。

特定商取引法の表記に出てくるのはUlike株式会社

公式ストアの特定商取引法に基づく表記では、販売事業者がUlike株式会社、所在地が東京都港区北青山となっています。会社情報ページに載っている日本支社の住所とも一致します。

つまり、公式オンラインストアで買ったときの契約相手はこの会社です。

プレスリリースを出しているのはユーライクジャパン株式会社

一方、量販店や小売チェーンでの取扱い開始を発表しているプレスリリースは、ユーライクジャパン株式会社の名義で出ています。所在地は東京都渋谷区で、こちらは北青山とは別の住所です。

実店舗での展開やキャンペーンに関する発表は、この社名で見つかることが多くなっています。

返金ポリシーは両方の社名を挙げている

決定的なのが返金ポリシーの記述です。返金の対象を「ユーライク株式会社またはユーライクジャパン株式会社、または当社が公式販売店として認証している販売店」からの購入と定めていて、2社が並べて書かれています。

つまり、どちらの社名で出てきても、公式の窓口として扱われていると考えて差し支えありません。片方の名前しか知らないと「聞いたことがない会社だ」と不安になりますが、そういうことではありません。

連絡先が公開されているかが実質的な判断材料

「どこの国か」を知りたい理由をつきつめると、何かあったときに連絡が取れるのかという一点に行き着きます。国名そのものより、こちらのほうが実務的です。

その意味では、Ulikeは判断材料が揃っている側に入ります。

電話とメールの窓口が明記されている

公式ストアの特定商取引法に基づく表記には、電話番号とメールアドレスの両方が記載されています。海外ブランドの通販では問い合わせフォームしか用意されていないことも珍しくないので、電話番号が出ているのは確認しやすい部類です。

番号やアドレスは変わる可能性があるので、実際に使うときは公式サイトの表記を見てください。

受付時間まで書かれている

受付時間は平日10:00〜18:00(土日祝日・年末年始を除く)と明記されています。
取扱説明書やサポートも日本語で用意されているため、やり取りで言語に困る場面は想定しにくい形です。

▼公式サイトで会社情報と問い合わせ先を確認する▼

出回っている販売実績の数字は媒体ごとに違う

調べていて気になったのが、販売実績として挙げられている数字が記事ごとにまったく揃っていないことです。

「17か国で300万個」「28か国で700万台」「49か国で700万人」「累計800万台」といった具合に、国数も台数も食い違っています。どれかが正しいのではなく、集計時点も集計対象も違うものが並んでいると考えるほうが自然です。

公式サイトの会社情報ページには、取扱国数の記載自体がありませんでした。裏が取れない数字は、判断材料に入れないほうが安全です。

ブランドの信頼性を測るなら、出所の分からない販売台数より、保証規定や返金ポリシーのように条件が文章で明示されているものを見たほうが確実です。こちらは公式サイトに掲載されていて、いつでも読み直せます。

中国発であることが気になるときに確認する4つのこと

「中国製だから避ける」という判断の仕方は、実はあまり役に立ちません。同じブランドの同じ製品でも、買い方によって受けられる保証がまるで変わるからです。

不安を減らしたいなら、国籍ではなく次の4点を順に確認してください。

1. 保証の対象になる買い方か

保証規定では、購入日から2年間のメーカー保証が定められています。ただし対象は公式ストアと、公式サイトの販売店一覧に掲載された認証販売店からの購入に限られます。

「認証販売店以外の販売店やオークション、フリーマーケットなどでの購入は、メーカー保証の対象外」と明記されているので、フリマアプリで安く買うと保証は使えません。

2. 返品できる期間内か

返金ポリシーでは、購入日から90日以内であれば初期不良や配送中の損傷などを理由に返金を受けられるとされています。返品・交換にあたって送料を請求しない旨も書かれています。

90日を過ぎると、開封や使用の有無にかかわらず返金は受けられません。付属品に不備がある場合も受け付けられないので、充電ケーブルなどは箱ごと保管してください。

3. 購入証明を残せるか

保証を使うには有効な購入証明が必要です。購入日・商品名・注文番号・販売者情報が分かるもので、領収書や注文確認メールが該当します。

通販なら注文履歴が残りますが、店頭で買った場合はレシートが唯一の証明になります。2年という期間を考えると、保証書と一緒にしまっておくのが確実です。

4. 認証販売店かどうか

公式サイトには販売店一覧のページがあり、そこに掲載されている事業者が認証販売店にあたります。量販店で買っても、掲載されているチェーンであれば保証の対象です。

通販モールの場合は、同じ商品ページでも出品者が入れ替わることがあります。カートに入れる前に、販売元がメーカー直営の公式ショップかどうかを必ず見てください。

どの店で扱いがあるかはUlike脱毛器の販売店をまとめた記事で整理しています。

国よりも先に確認したい使用上の条件

ブランドの出自を調べる以上に大事なのが、自分がこの機器を使える状態にあるかです。公式FAQには、避けるべき条件がかなり具体的に書かれています。

ここを読まずに買うと、届いてから使えないと分かることになります。

使用を避けるべき人

公式FAQでは、次のような場合の使用を勧めていません。

  • 既知の皮膚疾患がある方、アレルギー性皮膚炎や湿疹がある方
  • ケロイド治療中の方、敏感肌の方
  • 光線過敏症と診断されたことがある方
  • 生理中・妊娠中・授乳中の方
  • 肌が真っ黒、または日焼けしている方
  • 皮膚に損傷がある方

また、人工美容施術・インプラント・整形手術を受けた部位刺青(タトゥー)部分も対象外とされています。該当する場合は、購入前に医師へ相談してください。

使えない部位がある

顔まわりでは耳・目の周り・眼球には使えません。
VIOについても、内側は適していないとされ、小陰唇・膣・陰嚢・肛門・粘膜には決して使用しないよう書かれています。「VIO対応」という表記だけを見て全部使えると考えないでください。

使用頻度の目安が決まっている

公式FAQでは、1〜4週目は週に3回、4週目以降は2週間または1か月に1回という頻度が案内されています。

毎日使えば早く進むというものではありません。肌色が濃い方については、ファストモードまたはノーマルモードが勧められています。取扱説明書の出力モードの目安表と、自分の肌色・毛色を照らし合わせてから使う流れです。

医療機関で行う脱毛とは別のもの

家庭用の光美容器は、医療機関で受ける脱毛とは制度上まったく別のものです。医師のいる医療機関でしか行えない施術があり、家庭用機器がそれを名乗ることはできません。

ムダ毛のお手入れを自宅で続けるための道具、という位置づけで考えると期待値を外しません。感じ方には個人差があるので、90日間の返金期間は「自分に合うか試せる期間」として使うのが現実的です。

▼保証とサポートの条件を公式で確かめる▼

Ulike脱毛器はどこの国? よくある質問

Q: 結局どこの国のブランドですか?
A: 中国のブランドです。公式サイトの会社情報ページに本社住所として「中国浙江省」と記載されています。創業は2013年です。
Q: 「深圳発」と書いている記事もありますが、どちらが正しいですか?
A: 公式サイトの表記は浙江省です。深圳は広東省にあり別の場所なので、公式の記載を基準にしてください。
Q: 日本に窓口はありますか?
A: あります。特定商取引法に基づく表記にはUlike株式会社(東京都港区北青山)が販売事業者として記載され、プレスリリースはユーライクジャパン株式会社の名義で出ています。返金ポリシーには両社が併記されています。
Q: 問い合わせは日本語でできますか?
A: 公式サイトに電話番号とメールアドレスが公開されており、受付時間は平日10:00〜18:00(土日祝日・年末年始を除く)と明記されています。取扱説明書も日本語です。
Q: 中国製でも保証は受けられますか?
A: 公式ストアまたは認証販売店で買った場合は、2年間のメーカー保証と90日間の返金が対象になります。オークションやフリーマーケットでの購入は対象外です。
Q: 販売台数が記事によって違うのはなぜですか?
A: 集計時点や集計対象が異なるものが混在しているためとみられます。公式サイトの会社情報ページに取扱国数の記載はないので、数字は判断材料にしないほうが無難です。
Q: 買う前に医師に相談したほうがよい場合はありますか?
A: 皮膚疾患・光線過敏症・ケロイド治療中などに該当する場合や、妊娠中・授乳中の場合は使用が勧められていません。判断に迷うときは医師に相談してください。

Ulike脱毛器はどこの国? まとめ

Ulikeは中国発のブランドで、公式サイトの会社情報ページには本社住所として「中国浙江省」、創業年として2013年が記載されています。「深圳」「杭州」と書かれた記事も見かけますが、公式の表記を基準にするのが確実です。

日本には窓口となる法人があり、しかもUlike株式会社とユーライクジャパン株式会社の2つが登場します。片方しか知らないと不安になりますが、返金ポリシーには両社が併記されているので、どちらも公式の窓口です。電話・メール・受付時間も公開されています。

そのうえで、判断を分けるのは国籍ではありませんでした。2年保証と90日間の返金は、公式ストアか認証販売店で買った場合だけが対象になります。フリマやオークションで安く手に入れると、この2つがまるごと使えません。

また、公式FAQには使用を避けるべき条件と使えない部位が具体的に書かれています。買う前にそこを読んでおくと、届いてから困ることがありません。使い心地についてはUlike脱毛器の口コミをまとめた記事もあわせて参考にしてください。